すうじつかんのこと

f:id:phicus:20110815105801j:image
一つの論文が採択され、同時に修正論文も再提出して気が緩んだ。後者はmajor revisionだったが、reviewerの根本的な指摘には追加実験によって丁寧に説明を加えた。待つのみ。気分的に身動きが取りにくい。気が緩み調子が狂ったのかもしれない。結局のところ僕は数日間、研究を休んでいた。整備したバイクで海岸線を走るなどしては自分の家へ帰る、というのを繰り返した。休んで得たものは特にない。それどころか漠然とした不安感がこみ上げてはくる。まあ、体はしっかり休んだのかな。そう思い込みたい。好きに酒も飲んだ。それはいい。研究の行き着く先、社会的意義と単純な個人的興味性について考え、そして少しだけ萎えてる自分がいる。